皆さん、こんにちは!
最近はFacebookとInstagramの投稿が定例化して来たので、ブログのアップが出来ず申し訳ありませんでした。
これからもしっかり書きたい時はブログをアップしますから、是非フォローお願い致しますね。
HoracioのWSにご参加の皆様、本当にありがとうございます。
※WSの一部始終です。Horacioの美しい動きにご注目!
Horacioと私はほぼ同年代で、共にエジプトのゴールデンエラの最後の瞬間の目撃者です。
当時はスハールザキ、フィフィーアブド、ナグワフォアード、ルーシー、モナサイード、アッザシリーフ等、メガスター達が各自の専属の大オーケストラを引き連れて踊っていました。
ピラミッド通りも含めれば、数えきれないナイトクラブで、まるで「松田聖子クリスマスディナーショー」の様な豪華絢爛たるショーが毎晩の様に繰り広げられてたのです。
豪華なのはステージ上のダンサー達だけでは無く、観客達も豪華でした。
最前列には産油国のお金持ち達が座っていました。
宝石や金で着飾った女性達の装いが凄いのです。
彼女達は観た事も聞いた事も無い豪華なアバーヤを纏って、いかにもお金持ちっぽい男性にエスコートされて現れます。
私も「シェヘラザードホテル」で踊っていた時に、自分の衣装よりずっと豪華なドレスを着て、芸能人にエスコートされて現れる湾岸の女性達に目が釘付けになり、自分の踊りどころでは有りませんでした。
日本の歌舞伎の「成田屋!」「高麗屋!」みたいな、粋な掛け声を掛ける「通」な男性客もいました。
今、エジプト人であっても現在50歳以下であればこの豪華絢爛たるショーを知りません。(カズ君はギリギリOK)
私はエジプト人でもあの時代の空気感を知らない世代は信じないのです。
Horacioは外国人であってもあの素晴らしい時代を知り、深く人生を捧げた一人なのです。
話題が共有出来る彼との会話は楽しいです。
WSの後でWhatsAppでお話しました。
参加者が少ない事をお詫びしてくれましたが、もちろん彼のせいでは有りません。
やはり、話題は現在のベリーダンスがどんどんアグレッシブになっている事でした。
マダムファリーダも「ベリーダンスがオリンピックの様になっている」と憂いていますが、コンペ対策を考えれば「短い時間に手数足数多く&インパクト強く」になってしまいます。
コンペ対策としてはしょうがないですが、ベリーダンスはそれが全てでは有りません。
特にプロフェッショナルを名乗るダンサー達は色々なダンスに接する必要が有ります。
今年ナビーラさんが「ゴールデンエラスタイルのコンペ」を開催しましたが、良い試みだと思います。
やはり、私達はエレガントでなければなりません。
それから「日本人ダンサーは韓国人ダンサーから学んでいる」と言ったらHoracioはかなりびっくりしていました。
彼は日本でも韓国でも指導しています。
「以前の日本人は文化としてのエジプト舞踊を学ぼうとしていた。今は変わってしまったの?」と残念そうに言っていました。
彼はじぶんの踊りは「オールドスタイル」と言っていましたが、良い時代のスタイルは永久だと思います。
手近に有る物は変わるのも早いですが、マハムードレダのダンスの様に正しい物は長く残ります。
最終的には自分を見つける事が踊り続ける意義だと思います。
私はこれからも色々な経験をして自分を見つけたいと思います。私もまだまだ旅の途中です。
★Horacio WSのアーカイブは一応9月23日(土)が締め切りですが、ご延長可能です。
ご連絡下さいね。komatsuws@gmail.com
★小松フォークロアWS★
10月15日(日)15時、長原小松スタジオ
マハムードレダの「サマイ・バヤーティ」20世紀初頭の10拍子の名曲
★蒲田MNB 小松フォークロア(第4金曜日)★
9月22日、10月27日、11月24日
マハムードレダの「アルフレイラ・歌パート」
お申込みは:蒲田MNB
★小松芳アラビア舞踊団 クリスマスパーティー★
12月22日(金)渋谷クロコダイル
お申込みは:渋谷クロコダイル